アーティスツ・ギルドは、アーティスト自らが立ち上げた芸術支援の新しい可能性を模索する社会実験の一形態です。

映像機器の共有システムを基軸に、作品制作や展覧会など＜現場＞での経済負担を軽減すること、雇用を創出すること、そして、芸術生産それ自体をサポートする実験的な仕組みの開発を通じて、〈芸術〉を社会に産み落とすことを目指しています。

また2013年に設立した合同会社AGプロダクションズにより、アーティスト個々のアプローチとはまた違う、会社組織として<芸術>に関わっていくことを実践しています。
従来の＜アーティスト＞の視点に、収支や責任を重視する＜会社＞としての視点を加わえることにより、より広範囲に、そして多角的にアーティスツ・ギルドの理念の実践に取り組むことができるものと信じています。

沿革

• 2009年04月ARTISTS’ GUILD立ち上げ
• 2009年04月アーツコミッション・ヨコハマ（ACY）より2009年度アーティスト支援プログラム助成採択
• 2010年03月機材共有システム運営開始
• 2010年05月アーツコミッション・ヨコハマ（ACY）より2010年度アーティスト支援プログラム助成採択
• 2011年03月公益財団法人アサヒグループ芸術文化財団　2011年度芸術文化団体助成採択
• 2011年04月ARTISTS’ GUILDオフィシャル・ホームページ開設
• 2013年04月合同会社AGプロダクションズ（AG productions.LLC）立ち上げ
• 2015年02月東京都現代美術館開館20周年記念トークセッション《ARTISTS’ GUILD：生活者としてのアーティストたち》実施
• 2015年05月アーツカウンシル東京　2015年度東京芸術文化創造発信助成採択